Google Chromeのシークレットモードを利用しても、一部の相手にはアクセス情報がバレてしまいます。
Index
シークレットモードでもバレる相手
シークレットモード発動中でも、アクセス先のウェブサイトやネットワークの管理者などには、行動情報の一部がバレる可能性があります。
GoogleChromeヘルプでも、次のように示唆しています。
アクティビティが誰にも知られないわけではありません
シークレット モードは、Chrome でローカルの履歴に閲覧アクティビティが保存されないようにする機能です。位置情報などのアクティビティは、次の相手に知られる可能性があります。
GoogleChromeヘルプ「Chrome のシークレット ブラウジングの仕組み」
- アクセス先のウェブサイト(これらのサイトで使用されている広告やリソースも含みます)
- ログインしたウェブサイト
- 雇用主、学校、または使用するネットワークの管理運営元
- ご利用のインターネット サービス プロバイダ
- 検索エンジン
なお、サードパーティCookieをブロックできる(要選択)ため、リターゲティング広告の回避は可能です。
そもそもシークレットモードとは?
シークレットモードはGoogleChromeの標準機能で、同じデバイス(パソコンやタブレットなど)を利用する他の人に、閲覧した情報の履歴を知られたくないときに利用します。
「Google Chrome ヘルプ」では、次のような説明がなされています。
一部の情報が知られたり、保存されたりしなくなります
シークレット ウィンドウをすべて終了したとき、Chrome に保存されないのは次の情報です。
GoogleChromeヘルプ「Chrome のシークレット ブラウジングの仕組み」
- 閲覧履歴
- Cookie とサイトデータ
- フォームに入力した情報
- ウェブサイトに許可した権限
シークレットモードを利用する方法
シークレットモードは、次のいずれかで発動します。
- GoogleChrome右上の三点リーダーから「新しいシークレットウィンドウ」を選ぶ
- ショートカットコマンド「Ctrl+Shift+N」