Webライティングで他のコンテンツから引用する時は、qタグかblockquoteタグを用います。出典明記とリンク設置も忘れずに。
qタグを使うシーンと記述方法
qタグは引用するテキストが短いときに用います。qはquotation(引用)の略です。qタグはつぎのように記述しましょう。
<q cite=”引用元URL”>引用するテキスト<q>
blockquoteタグを使うシーンと記述方法
blockquoteタグは長めの文章や引用するときに使います。block(かたまり)+quote(引用する)を表現しているのでしょう。記述方法は次の通り。
<blockquote cite=”引用元URL”> 引用テキスト</blockquote>
なお、書籍から引用する場合は、引用元URLの部分にISBN(国際標準図書番号)と書籍タイトルを記述します。
<blockquote cite=”urn:ISBN:番号” title=”書籍タイトル”> 引用テキスト</blockquote>
※ただし、上記以外で引用元を記述する方法も。詳しくは当ページのソースコードをご覧ください。
引用時の留意点とSEO対策
引用を行う場合、次のことに留意しなければなりません。
(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)
出典・文化庁ホームページ「著作物が自由に使える場合」より
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/gaiyo/chosakubutsu_jiyu.html
コピーコンテンツはSEOにおける代表的なマイナス要因です。他のコンテンツを引用するときは、その箇所を示すことはSEO対策の基本かと。
また、引用はあくまで個人の意見・主張を補完するひとつの材料にすぎません。記事の半分以上を引用が占めるコンテンツはオリジナリティに欠くため、こちらもSEOでプラス評価は得られないでしょう。